1992年からおよそ20年の月日を経て、2014.2.11 起源説の日に、ついに目覚める日がやって来た。
それを祝うかのように、大隅半島の名峰 高隈山が見事に今年初冠雪したのであった。

早朝、小雪をメンテナンスしてもらっていたA氏の元に引き取りにいく。

しばらくすると、プラグポイントには、続々と猛者どもが集まってきた。
8人の侍とは
プロの山師・・・・N氏
藪切り名人・・・・Y氏
アイアンマン・・・A氏
敬老会・・・・・・・T氏
後から
お片付けプロ・・・H氏
お弁当名人・・・・S姫
何でも屋・・・・・・・信ちゃん
そして
影の仕掛人・・・・・H氏
それぞれが愛用の武器を手に山に入って行ったのであった。
山に入ると以前あったコースには、竹、雑木はびっしりと生えていた。


さすがにこの状況には猛者たちも唖然とするが・・・・・そこは百戦錬磨の猛者たちひるむもなく、一気にエンジンをかけて戦場に立ち向かっていったのであった。
山はあっと言う間に、2ストの爆音につつまれた。
しかし、この竹林は進めど進めど、永遠の0にはなる感じはしなかった。
猛者たちは、遮二無二に目の前の雑竹林と戦うしかなった。
2時間ぐらいしたころ、麓より、家来のH氏を従えて、S姫がお弁当の差し入れを持ってやってきてくれた。
何でも屋 信ちゃんも「小雪」に乗ってやってきた。
もう~バテバテ、ヘロヘロ、ペコペコの猛者たちにとっては、それは天使の救いか、蜘蛛の糸か・・・・一気に食い気モードになってしまった。
昼飯は、重厚な重箱に入ったごちそうであった。
猛者たちは、むさぼりつくように、食らいついて、あっという間に平らげてしまった。そして、影の仕掛人H氏からの差し入れも食べてしまった。

さらに、熱い珈琲まで、立ててもらって、大自然に包み込まれて、完全癒されモードに突入して、ヤル気がだんだん薄れていく。
しかし、そこは百戦錬磨の猛者たち、重い腰をひょいと持ち上げて、再び、雑竹林に向かっていったのであった。
山師のN氏は、チェーンソーを華麗操り、次々と太い倒木、雑木を切り倒していく。
そして、藪切り名人のY氏、アイアンマンのA氏、何でも屋信ちゃんが、雑竹林をブルトーザーの如く滅多切りしていく。
その後を、おかたずけマンのH氏とS姫と長老のT氏が、雑竹林をコースの外にかたずけていく。
1日では到底無理と思われたコースを3時までに、一応、走れまでにしてしまった。


あのジャングルみたいであったコースもこんなにきれいになった。
さすがに、猛者たちである。「天晴れ~~!」
さて、さて、走れようになったところで、初試走しようという話になったが、誰も手をあげるものがいない。
猛者たちも、もはやこれまでか!
しか~~し!やはり、立ち上がった猛者が・・・・・こやつしかいない!
アイアンマンA氏であった。麓までメットを取りに行って、帰ってくるなりウイリーさせて、小気味いいエンジン音を轟かせてコースに出て行った。
軽く1周して・・・「最高!最高!」といいながら帰ってきた。
さらに、何でも屋信ちゃんと続いたが、後の猛者は撃沈であった。次回に期待しよう!
かくして、今年最大のmissionの偉大なる1歩を踏み出したのである。
まだまだ、整備の必要があるが、走りながら、整備を進めていく予定である。
今後は、コース使用規定を定めたり、危険個所の整備が終わり次第、公開の予定である。
今回、協力してくれた8人の侍たちには、言い表せない感謝、感謝である。
PS さらにすごいことは、翌日、アイアンマンA氏と影の仕掛人H氏がウラルで、コースに行って、おかたずけをしてくれたこと。

疲れているのに、ありがたいこと。感謝!